初めに
こんばんは、ユリウス皇帝です!
この記事では、動画編集外ゆっくりムービーメーカー4(YMM4)での描画項目での
立ち絵のアニメーションのやり方を解説します。
まず描画って何?
この画像の通り、赤枠で囲われているところが描画項目です。
「X」や「Y」の数値をいじることで、立ち絵を前後左右に動かすことができます。
アニメーションをする前に、それぞれ説明していきます。
描画項目説明
ここでは描画項目をそれぞれ説明します。
そんなん分かってるよっていう方は、アニメーション「動かして止める」まで飛ばしてください。
「X」
この数値は、横という意味です。
例えば、「描画って何?」という目次では立ち絵が「X729.0px」にいますが、
これを「X-487.1」に動かしてみるとします。
すると立ち絵が移動しました。
これがXの役割です。
簡単ですね。
「Y」
これは縦という意味です。
動かし方は「X」と同じですので、割愛します。
「不透明度」
値が100だと立ち絵が完全に見える状態で、0だと完全に見えなくなります。
ここでは説明しませんが、「不透明度」を使った「直線移動」で、動画のつなぎ目
自然にする「クロスフェード」が使えるようになります。
「拡大率」
これはそのままです。
値が大きいほど立ち絵が大きくなり、値が小さいほど立ち絵が小さくなります。
「回転角」
立ち絵の傾きです。
通常の状態が「0.0」ですが、
数値を変えると、立ち絵の傾きも変わります。
「フェードイン」
キャラクターが徐々に表示されます。
例えば「1」と設定すると、1秒後にキャラクターが表示されます。
「フェードアウト」
キャラクターが徐々に消えていきます。
「1」と設定すると、立ち絵が終わる1秒前にキャラクターが消えます。
ただ、これはあんまり使わないと思います。
これより優秀なことが「不透明度」の「直線移動」でできますので。
「合成モード」
あまり使いません。
これは後程説明します。
「左右反転」
そのままです。
キャラクターの左右が反転します。
これは「X」でのアニメーション時に活躍します。
その時に説明します。
「手前に表示」
これもそのままです。
立ち絵が手前に表示されるようになります。
アニメーション「動かして止める」
まずは基本である、キャラクターを動かして止める方法を解説します。
分かりやすく、立ち絵は15秒表示されるように設定しています。
まずはアニメーションの「始点」と「終点」を設定します。
この状態で「始点はX757.0」となっています。
最初の「0秒から5秒」の間です。
次に最後の「10秒から15秒」の間を設定します。
ここでは、三分割した立ち絵の一番最後を選択します。
そして「X-592.2」と入力します。
この数値は、それぞれ動かしたい位置で異なりますので、自分で動かしたい位置を決めてください。
「X」を適当に動かすと、キャラクターも動きますのでわかるはずです。
最後に三分割した立ち絵の真ん中を選択します。
ここが最も重要です。
まず、真ん中の立ち絵を選択し、「X」一番右の「ー」をクリックします。
すると「直線移動」というものがでてきます。
「X」のバーが2つでてきたと思います。
そこで、上側の「X」に「757.0」
下側の「X」に「-592.2」
と入力します。
そうすることで、真ん中の5秒の間で、右から左への立ち絵が動きます。
「始点と終点」を「5秒」と設定しましたが、これを「始点1秒」「終点1秒」「真ん中13秒」
とすることで、13秒かけて右から左へと立ち絵が動きます。
このあたりは好みなので、状況に合わせて立ち絵を動かしてください。
縦の「Y」も同じ要領でできます。
これがアニメーションの基本です。
まとめ
立ち絵移動のアニメーションの基本は、先に「始点と終点」を決めることが大切です。
「始点と終点のXの数値を設定した上で、直線移動を使って立ち絵を移動させる」
ことで、上下左右に立ち絵を移動させることができるということですね。
今回説明したことはアニメーションの基本です。
YMM4でできることは結構いろいろあります。
それぞれのやり方を解説した記事を書いたうえで、最後に全部まとめた記事を作ろうと思っています。
YMM4でPSDファイルを使う方法も書いています。
困っている方は是非読んでみてください。
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