2026年8月、新しくスタッドレスタイヤを新しく購入しました。

選んだのは、ブリヂストンの最新プレミアムスタッドレスタイヤ 「BLIZZAK WZ-1」です。
写真
サイズは 225/65R17。

製造年月日については

2025年の28週に作られたものでした。
2026年製造のものが来るのを期待していたのですが、少し残念です。
製造年月日を知る方法については
こちらの記事に書いております。
これまで使用していたのは、トーヨータイヤの 「Winter TRANPATH TX」でした。
Winter TRANSPATH TXはSUVやミニバンなどの「ハイト系車両」をターゲットにしたスタッドレスタイヤで、ふらつきを抑えながらアイス性能と操縦安定性を両立することを狙ったモデルです。2017年に発売されたタイヤなので、今回のWZ-1への交換は、かなり世代の新しいタイヤへのステップアップになります。
今回は、実際にWinter TRANPATH TXを使用してきた経験も踏まえながら、BLIZZAK WZ-1との違いを比較してみます。
なぜWZ-1を購入したのか?
今回WZ-1を購入した最大の理由は、スタッドレスタイヤの性能を重視したかったからです。
特に秋田県の冬は、単純な「雪道」だけではありません。
- 圧雪路
- 新雪
- シャーベット
- ブラックアイスバーン
- 朝晩の凍結路
- 溶けた雪が再凍結した路面
など、さまざまな路面状況があります。
その中でも個人的に最も重要だと考えているのが、凍結路面でのブレーキ性能とコントロール性です。
WZ-1はブリヂストンの最新世代のスタッドレスタイヤで、メーカー自身が「ブリザック史上、断トツのICEコントロール性」を大きな特徴として掲げています。
さらに、2026年9月1日からブリヂストンは国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を平均5%改定すると発表しています。
そのため、今回は値上げ前に購入しておくことにしました。
ちなみに私が購入した日(2026年8月17日)は、4本セットだと155,397円でしたが、1本ずつだと割引があったため

131,720円で購入できました!!!!
普通に買うより2万円以上安く買えて満足です。
BLIZZAK WZ-1とは?
BLIZZAK WZ-1は、2025年9月に発売されたブリヂストンの新しい乗用車用スタッドレスタイヤです。
従来のBLIZZAK VRX3からさらに進化したモデルで、商品設計基盤技術「ENLITEN」を採用しています。
WZ-1の大きな特徴は、単純に「氷上性能だけを追求したタイヤ」ではないことです。
ブリヂストンは、
「止まる」
「曲がる」
「長く性能を維持する」
「乾燥路やウェット路でも走りやすい」
という総合的な性能を狙っています。
特に注目したいのが氷上性能です。
メーカーの試験では、185/60R15サイズを使用し、20km/hからの氷上ブレーキで、
- WZ-1:13.32m
- VRX3:15.00m
という結果になっています。
単純計算では、VRX3に対して約11%短い制動距離です。
もちろん、この数値はメーカー指定条件での試験結果なので、実際の車両で同じ制動距離になるという意味ではありません。
しかし、WZ-1が「氷上性能を大きく進化させたモデル」であることは分かります。
Winter TRANPATH TXとは?
一方、これまで使用していたのがTOYO TIRESのWinter TRANPATH TXです。
このタイヤは2017年に発売されたモデルで、SUVやミニバンなど、車高の高い「ハイト系車両」をターゲットに開発されています。
Winter TRANPATH TXの特徴は、単純な氷上性能だけではありません。
特に、
「ハイト系車両のふらつきを抑える」
ことに重点を置いています。
そのため、
- 3Dダブルウェーブグリップサイプ
- トリプルトレッド構造
- 高剛性・スーパーハイターンアップ構造
- NEO吸着ナノゲルゴム
- 鬼クルミ
などの技術が採用されています。
発売当時のトーヨータイヤの比較試験では、従来モデルのWinter TRANPATH MK4αに対して、
アイス制動性能12%短縮、アイスコーナリング性能8%向上
とされています。
つまり、Winter TRANPATH TXも決して性能の低いタイヤではありません。
むしろ「SUV・ミニバンでの安定性」をかなり重視した、コンセプトの明確なスタッドレスタイヤです。
詳しくはこちらの記事で書いていますが、2021年2月から2026年3月までこのタイヤを使用していましたが、全く問題ありませんでした。
WZ-1とWinter TRANPATH TXを比較
ここからが今回の本題です。
| 性能 | BLIZZAK WZ-1 | Winter TRANPATH TX |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年 | 2017年 |
| ターゲット | 幅広い乗用車 | SUV・ミニバンなどハイト系 |
| 氷上性能 | ◎ | ○ |
| 氷上ブレーキ | ◎ | ○ |
| 氷上コーナリング | ◎ | ○~◎ |
| 雪上性能 | ◎ | ○ |
| ドライ路面 | ◎ | ○~◎ |
| ウェット路面 | ◎ | ○~◎ |
| 操縦安定性 | ◎ | ◎ |
| ふらつき抑制 | ○~◎ | ◎ |
| 経年後の性能維持 | ◎ | ○ |
| 最新技術 | ◎ | ○ |
| 総合性能 | ◎ | ○~◎ |
※評価はメーカー公表情報、設計世代、各タイヤのコンセプトをもとにした比較です。両者を同一条件で直接比較した試験結果ではありません。
氷上性能はWZ-1が大きく進化
今回の交換で最も期待しているのがここです。
Winter TRANPATH TXにも3Dダブルウェーブグリップサイプなどが採用されており、凍結路面での制動性能を高めています。
しかし、発売されたのは2017年。
対してWZ-1は2025年発売です。
約8年の技術差があります。
WZ-1では、Wコンタクト発泡ゴムなどによって氷上での接地性を高めるとともに、パターンやゴムの進化によって氷上ブレーキ性能を向上させています。
特にブリヂストンが公開しているVRX3との比較では、氷上ブレーキ性能が11%短縮されています。
そのため、凍結路面での「止まる・曲がる」という部分では、WZ-1のほうが明確に期待できると考えています。
雪道ではどうなのか?
雪道については、両方とも十分にスタッドレスタイヤとして使える性能を持っています。
ただし、ここは「WZ-1だから圧倒的に上」と単純には言い切れません。
雪質や気温によってもタイヤの挙動は変わるためです。
圧雪路やシャーベット状の路面では、タイヤのトレッドパターンや車両重量、駆動方式なども大きく影響します。
そのため、
凍結路面 → WZ-1を特に評価
雪道全般 → 両者とも十分な性能
という考え方が妥当でしょう。
SUVで重要な「ふらつき」はWinter TRANPATH TXが強い
ここはWinter TRANPATH TXの大きな魅力です。
Winter TRANPATH TXは、そもそもSUVやミニバンなどのハイト系車両をターゲットとして開発されています。
高剛性・スーパーハイターンアップ構造によってタイヤ側面の剛性を高め、車線変更などで発生する横方向のふらつきを抑える設計です。
そのため、
「SUVだからスタッドレスを履くとフワフワするのが嫌だ」
という人には、TXは非常に相性のいいタイヤでした。
一方、WZ-1は特定のハイト系車両だけに特化するというより、氷上・雪上・ドライ・ウェットなどを含めた総合性能を高いレベルで追求したタイヤという印象です。
WZ-1は「4年後」を意識した設計
個人的にWZ-1でかなり魅力的だと思っているのが、経年劣化への対策です。
スタッドレスタイヤは新品時の性能だけではなく、
「3年後、4年後にもちゃんと効くのか?」
が非常に重要です。
WZ-1では、VRX3よりもタイヤの柔らかさに寄与する「ロングステイブルポリマー」の配合量を増やし、経年による性能低下を抑える設計になっています。
ブリヂストンは、4年使用後も性能が落ちにくいことを特徴として説明しています。
これは長期間スタッドレスタイヤを使う人にとって大きなメリットです。
5~6年使うならWZ-1のメリットはさらに大きい
私の場合、以前のWinter TRANPATH TXはかなり長期間使用しました。
スタッドレスタイヤは、溝が残っていてもゴムの経年劣化が問題になります。
特に凍結路面では、タイヤが硬くなってくると本来の性能を発揮しにくくなります。
だからこそ、
「新品時の性能」+「経年後の性能」
の両方を見る必要があります。
WZ-1は、ここをかなり意識した設計になっています。
もちろん、5~6年経過したタイヤが新品と同じ性能を維持するという意味ではありません。
保管環境や走行距離、紫外線、温度などによって劣化速度は変わります。
それでも「長く使うこと」を考えた場合、WZ-1の設計思想はかなり魅力的です。
225/65R17で比較するとどうなる?
今回購入したサイズは225/65R17です。
このサイズはSUVでも比較的大きめのタイヤなので、スタッドレスタイヤの重量や剛性も無視できません。
Winter TRANPATH TXにも225/65R17 102Qが設定されています。
つまり、今回のWZ-1への交換は単純に「別メーカーのスタッドレスに交換した」というより、
2017年世代のSUV向けスタッドレスから、2025年世代の最新プレミアムスタッドレスへ交換する
という意味合いが大きいと思います。
同じ225/65R17というサイズで比較できるのも面白いところです。
実際の走りで期待したいポイント
今回WZ-1に交換して、個人的に確認したいのは次の5つです。
① アイスバーンでのブレーキ
一番重要です。
交差点の停止線や、朝の凍結路面でTXとの違いを感じられるのか。
ここは特に注目しています。
② 凍結路面での発進
坂道や交差点でアクセルを踏んだときに、どれくらい滑りにくいのか。
③ カーブでの安心感
凍結したカーブで、車両が外側に流れようとする感覚がどれくらい抑えられるのか。
④ 雪が積もった道路
圧雪路や新雪でのグリップ。
秋田の冬ではこちらも非常に重要です。
⑤ 乾燥路・ウェット路での乗り味
雪がない日にスタッドレスで走ることも多いので、
- ロードノイズ
- ハンドリング
- ブレーキ時の感覚
- ふらつき
- 乗り心地
なども比較してみたいところです。
WZ-1とWinter TRANPATH TX、どちらを選ぶべき?
結論としては、こんな選び方になると思います。
Winter TRANPATH TXがおすすめな人
- SUV・ミニバンに乗っている
- 車線変更時のふらつきを抑えたい
- ハイト系車両の安定性を重視する
- 価格を抑えたい
- 雪道を中心に使用する
BLIZZAK WZ-1がおすすめな人
- 凍結路面での性能を最優先したい
- 最新世代のスタッドレスが欲しい
- 氷上でのブレーキ性能を重視する
- 雪・氷・ウェット・ドライを総合的にカバーしたい
- 長期間使用することを考えている
- 少し高くても安心感を優先したい
まとめ:TXからWZ-1への交換は「大きな世代交代」
Winter TRANPATH TXは、2017年に登場したSUV・ミニバン向けスタッドレスとして、ハイト系車両のふらつき抑制とアイス性能を両立させたタイヤでした。
一方のBLIZZAK WZ-1は、2025年発売の最新世代モデル。
特に氷上性能、総合性能、そして経年後の性能維持を重視した設計になっています。
そのため、今回の交換を一言で表すなら、
「TXからWZ-1への交換は、単なるタイヤメーカー変更ではなく、約8年分のスタッドレスタイヤ技術の進化を体験する交換」
と言えるでしょう。
もちろん、実際の性能差は車両、路面、気温、タイヤの状態などによって変わります。
しかし、秋田のように冬の凍結路面を走る機会が多い地域で、冬の安全性を重視するのであれば、WZ-1を選ぶ価値はかなり高いと思います。
そして今回は、2026年9月1日からブリヂストンの国内市販用タイヤが平均5%値上げされることもあり、値上げ前に購入できました。
あとは実際に冬が来るのを待つだけです。
今まで使ってきたWinter TRANPATH TXと比較しながら、WZ-1の氷上性能、雪上性能、静粛性、乗り心地、乾燥路での走りやすさなどを実際に体感してみたいと思います。
特に秋田の冬道でどれくらい違いを感じられるのか、今から楽しみです。


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